地域の歴史勉強 ボランティア おっぱまはっけん倶楽部
7月4日(木)はおっぱまはっけん俱楽部の遠足、バスツアーの日です。
あいにく朝から雨が降っていますが雨天決行です。もともと追浜にあった「予科練」が土浦阿見町に移転したのは昭和14年のことでした。今日はその後の「予科練」を訪ねて土浦・佐原にバスを仕立ててやってきました。倶楽部メンバー14名とゲストの方12名が追浜に集合、7:00に出発しました。
首都高、常磐道を走り、9:30に土浦「予科練平和記念館」に到着しました。
記念館の学芸員の方から館内を案内していただきました。
14歳の少年たちの予科練での学習や生活の様子が展示の写真でよくわかりました。そして戦況の悪化により多くの予科練生が特攻に駆り出され、犠牲になった様子が遺書や手紙などで残されています。現在の平和が彼らの犠牲の上に成り立っているのをひしひしと感じられました。
途中道の駅で昼食をとり、次に向かったのが千葉県佐原です。
江戸時代の情緒が残る古い街並みを堪能しました。
この町出身の伊能忠敬の記念館にやってきました。
伊能忠敬の作成した江戸時代の日本地図が現在の衛星写真と殆どずれていないのが驚きでした。そして伊能忠敬の天文学や測量の技術の高さ、仕事に対する情熱が感じられました。
次の目的地は香取市にある「香取神宮」です。平安時代に神社の最上位とされる「神宮」の名がついていたのは伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮の3つでした。
古くは鹿島神宮とともに、大和朝廷の東国・東北開拓の前線守護の役割をしていました。
黒を基調とした重厚華麗な社殿でした。屋根はなんと茅葺です。
本日の訪問先はこれで終了。このあと、帰路に着き19:00に追浜に戻りました。あいにくの雨も訪問先の風情にマッチしているとの声もありました。
皆さんお疲れ様でした。
佐倉での集合写真です。
本日は反省会はありません。写真は香取神宮参道の茶店で缶ビール。